退職時

会社都合で退職するための証拠を集め、ハローワークの担当者にお墨付きをもらったなら会社に「辞めます」と伝えます。
時期としては退職の1ヶ月前を目安にしましょう。
会社都合退職の証拠を会社に提示し会社都合での退職を交渉します。
もし会社が折れずに自己都合退職になった場合、退職時に離職票にサインしてハンコの捺印を求められます。離職票の中で「離職理由」の欄に労働者の個人的な退職に○が付いているはずです。離職票には会社が書いた退職理由に「異議あり・なし」を記入する欄がありますので異議ありに○をしましょう。もし会社と直接交渉したく無い場合は異議なしに○をして、後日ハローワークで最終的な意見を聞かれたときに異議ありと伝えそろえた証拠を提出すれば会社都合退職にすることが出来ます。(審査に3週間程度かかります)
ハローワークで会社都合退職を認定されたら会社に退職金の差額の請求をします。(ハローワークで認定されても、何もしないでいると会社は知らん振りしていますので請求が必要です)
会社が退職金の差額の支払を渋る場合は、会社の最寄の労働基準監督署の総合労働相談コーナーに、今までの経緯と証拠を提出して会社に指導する様依頼します。
もしこれでも駄目な場合は、多少お金はかかりますが労働審判相談センターに相談し労働審判の申立てを行います。
ここまでいくと8割程度退職金の差額は支給されます。


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